鳥とめもないメモ帳

3歩歩いても忘れないために

50代の人が勘違いしている今の常識

50代以上の人と話していて、たまに話が合わないなと思ったら、えっ?!と思うような非常識が飛び出してくることがある。よくよく聞くと、今から30年前、バブルの頃までは常識だったらしい、ということが分かった。前提が違うので議論をしていても全くかみ合わない。私たち不況期世代は、バブル期世代と会話をする上で、まず現代の常識は30年前とは違うのだ、ということを共有すべきである。というわけで、私が経験してきた、50代以上とのズレをここで紹介していきたい(新しいズレが見つかり次第追記します)。

 

 

※あくまでも、私が見聞きした少ないサンプルにおいて、こういう人がいたぞ、という話であり、一般化できるものではない。そのあたりはよくご承知おきいただきたい。また、もしかすると、若い世代でも大卒での就活を経験していない層も、彼らと同じ認識かも知れない。もちろんこれも推測に過ぎない。

※少しだけプロフィールを紹介しておくと、ここで例に挙げている方々は、50代以上の大卒もしくは大学院卒の社会人で、一般企業で正社員(管理職)として働いてきた方々である。

 

①銀行は辞めるのが普通

複数の50代以上の人が「銀行を辞めるなんて変な人に違いない」と言っているのを聞いたことがある。中途採用の時に「銀行を辞めるなんてよっぽど本人に変なところがあるに違いない」と言って書類で落としてしまうのだ。20代の私からすれば全く意味が分からない。なぜなら私が就活していたときには、銀行とは「新卒を30人定着させるために100人採用する」と言われていたからだ。つまり、70人は辞める前提である。もちろんこれは大げさな表現ではあるが、それでも3割~5割ぐらいは辞めているのではないか、というぐらい銀行を辞めたという話はよく聞く。そして20代の人はそれが普通だと思っている。しかし、50代の人と話をすると、銀行を辞めるなんてありえないと言うのだ。銀行ほど安定していて給料が良くてブランドもある職はない、しかもそれなりに楽だ、と。おそらく高度経済成長期の、銀行が潰れるなんてあり得ないし、融資をすれば必ず儲かるという時代の話をしているのだと思う。あまりに現代社会を知らなさすぎる、と思ったが、大企業の第一線で活躍する50代ですらこの認識だったので、この世代間ギャップの根は深いと思われる。

 

②ショップ店員は正社員ではない

最近のショッピングモールの店は頻繁に入れ替わっている。それを見て50代の人は「こんなに入れ替わりが激しいと店員さんも転勤だらけで大変ね」と言ったのだ。私はびっくりしてしまった。ショップ店員も正社員だと思っていたのだ。今時、小売りの正社員なんて雇われ店長ぐらいしかいないという話をすると、その50代の方はとても驚き、そして世知辛い世の中だ的なことを言っていた。20代の人からすると、そのへんのアパレルや飲食店の店員はフリーターか学生アルバイトである、なんてことは常識なのだが、50代の人は結構彼らを正社員だと思っている。これには本当に衝撃を受けた。ここまで生きてきた世界が違うのか、と。「選ばなければ仕事はいくらでもある」と言っている50代の人は、そのへんのショップ店員が年収400万円ぐらいの正社員だと思っている可能性があるのだ。この世代間のギャップは簡単には埋まりそうにない。

 

以下、随時追記していきたい。

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